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眞久寺は旭川駅より北西に約600メートルの距離にある、真言宗智山派(ちさんは)の寺院です。ご本尊不動明王・六角堂本尊如意輪観音・日本初の金胎両部立体曼荼羅など、様々な仏さまをお祀りしています。
眞久寺の歴史は、明治25年(1892)に福井市の持宝院第72世久志卓動和尚が総本山より北海道常在布教師に任命されたことにより始まります。卓動和尚はそれを受けて同年に開拓間もない北海道へ渡り、上川郡旭川村(当時)に新義(しんぎ)本山(ほんざん)根来(ねごろ)別院(べついん)を建立しました。明治40年(1907)に「成田山眞久寺」と寺号を変更し、北海道布教の拠点として発展しました。
現在は、北海道八十八箇所霊場第一番・第二番札所、北海道三十六不動尊霊場第一番札所、朔北(さくほく)七福神霊場第一番札所、真言宗智山派指定加行道場に指定されています。